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今度こそ売れて欲しい!!黒歴史トリオ

黒歴史トリオ当時の担当は何を思う 緊急特集!!

闇に葬られた黒歴史トリオの真実を徹底的に白日の下に晒すべく、我々は当時の関係者と接触を試み、各商品の元担当者3名から話を聞くことができた。いかにして3商品はこの世に産み落とされたのか?そしてその生みの親は、今の状況をどのように捉えているのか?禁断のインタビュー3連発。

熱帯U.F.O.担当C氏の場合

「熱帯U.F.O.」という独特のネーミングと、ヤシの木があしらわれた怪しいパッケージデザイン。タイ料理が流行る遥か前に、なぜそのような不思議な商品が生まれたのか。神妙な面持ちで現れた、当時の担当者C氏に話を聞いた。

再発売と聞いたときの心境を聞かせてください。

実は『黒歴史トリオ』って、私の今のチームでやっている企画なんです……。企画の実施が決まって、何を選ぼうかと相談をしていた時、熱帯U.F.O.がすぐに候補に上がりました。そのときにピンときたんです。『あれ、俺これ担当してた。やべえ!』って。

自分で、昔の自分の商品を黒歴史認定してしまったと……。当時も、熱帯U.F.O.の責任者だったんでしょうか?

その……熱帯U.F.O.の発売は2002年の5月ですが、私がU.F.O.の担当になったのは、2002年の4月なんです。私がポジションを引き継いだ時には、もう商品は出来上がっていて……

なるほど……。

私の時代に発売したのは確かなんですが、本当の発案者は前任者なんです!本当は今日も、まさにこの商品を生み出した人間に来てもらうはずだったんですが……

いらっしゃってないですね。

当日になって、ドタキャンされてしまいました。なので仕方なく私が来ました……。

当時の責任者のドタキャン。どうやら、この商品が黒歴史というのは本当らしい。

この商品が黒歴史に認定された理由はなんだと思いますか?

当時はまだ、パッタイ風の焼そばがポピュラーじゃなかった。そもそも、タイ料理自体がメジャーじゃありませんでしたから。そんな時代にこの商品を発売した。早すぎた……ということなのかな、と思います。

そんな時代に、なぜこの商品を出すことが決まったんでしょうか。

弊社は担当商品ごとに、マーケティング部署がガチンコ勝負!という風土でして。例えば、他のグループがどんな商品を開発しているかは、ギリギリまでわからない。そんな環境なんです。

同じ会社内でも、ライバルなんですね。

はい……そんな背景がありつつ、この商品が発売される1年前にカップヌードルチームが『熱帯シーフードヌードル』という商品を出しまして。これが、ものすごく売れたんです。

……。

当然、ヒット商品の2匹目のドジョウはみんな狙っている状況。一方で、売れた商品のデザインとかをパクるのは、禁じ手。そのはずなんですけど……U.F.O.の担当者は、誘惑に負けて禁じ手を使っちゃったんですよね。

なんと……。

見ればすぐわかるんですが……『黒いヤシの木の絵』のデザインと『熱帯』という言葉を、まるまるパクっているんです。カップヌードルチームが汗水たらして生み出した、コアのコンセプトとデザインを丸々パクるって……ちょっとありえないですよね(笑)

他ブランドの商品からのパクリ。
熱帯U.F.O.という謎多き商品の知られざる真実が、15年の時を経てC氏の口から明らかとなった。

そんな裏話があったのですね。

はい。カップヌードルチームはそんなU.F.O.チームの動きを知るよしもなく、熱帯U.F.O.と同じ年に第2弾として『熱帯カレーヌードル』を発売しています。これによって、店頭は『熱帯』だらけ!日清食品の中だけで、謎の『熱帯ブーム』が巻き起こってしまいました。完全にお客様は置いてけぼりですよね…(苦笑)

結果、2匹目のドジョウは手に入れられたんですか?

いや、それが……。『熱帯シーフードヌードル』や『熱帯カレーヌードル』は、なんとなく聞いただけで味が想像できますが……『熱帯U.F.O.』て、何味かわからないですよね。勢いだけで。

勢いというか、やりたいことはなんとなく伝わりますね(笑)

当時のU.F.O.チームにありがちな展開が、黒歴史を生んだのだと思います(笑)苦し紛れに、パッケージに『タイ風甘辛屋台ソース』って書いていますが……これも当時からすると意味不明というか、今見てもちょっとよくわかりませんね。

中身について、パッタイ風を選んだのは、エスニックブームに乗った結果なんでしょうか?

甘辛いソースが絡んだパッタイ風熱帯U.F.O. その誕生の訳は……

ブームに乗ったというのもあると思いますが……前任者が、ちょうどタイ旅行に行ったタイミングだったみたいですね。

コンセプトは他商品から盗み、中身は他国から盗んだと……。

そうですね。アイデアを生み出す時って、自分で考えているふりはしているけど、既にあるものをつなげているだけ、みたいなことはよくあると思うんですが。この商品は、それを全く隠そうともせずやっちゃっている(笑) 誰がみても、これはパクリですよね。

そんなに「パクリ」連呼して、大丈夫ですか……?

あれ、怒られるかな……。あ、でも、カップヌードルとヤシの木の向きが違うとか、そんな違いはあるんじゃないですか?さすがに。

一緒ですね。

………。

最後に、今回復刻版を手に取るお客様に一言お願いします。

自虐的に黒歴史と言っていますが、時代が早すぎただけで、いまの時代だったら間違いなく大ヒット商品だと思います。ぜひ、熱帯の風を感じながら、楽しんでください!

どん兵衛だし天茶うどん担当A氏の場合 サマーヌードル担当B氏の場合
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